旅に出よう!5年連続で北海道バイクツーリングした筆者が日程や観光スポットを紹介!③

大自然の厳しさを知れ!
~北海道 試される大地 2009 ~

こんにちはちゅーりーです。今でこそしょぼくれた中年リーマンですが2007年から2011年まで毎年バイクで1週間北海道をツーリングした過去があります。

ちゅーりー

キラキラした思い出です・・

ウォンバ

今でも思い出すね・・

2回目の北海道はとにかく雨に悩まされました。3回目の北海道はその反省を踏まえての旅となります。

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目次

3回目の北海道バイクツーリング

さあ作戦会議だ

5月ごろにYからまた連絡がありました「今年ももちろん行くよな?」。二つ返事で「行く!」と答えて数日後またも居酒屋で作戦会議です。

一番の話題はひどかった雨について

ちゅーりー

昨年は雨に苦しめられました・・

昨年の反省を踏まえとにかく雨を避けた日程にする必要があります。過去数年の天気をネットで調査し、雨の可能性が比較的少なくお盆を避けた9月中旬(2009/9/19~2009/9/26)に決定しました。

また、今回は行程にも工夫があります。

フェリー便の発着地変更

夕方のフェリーを使ってしまうと次の日の昼過ぎに北海道上陸することになり、上陸日は行動範囲も狭くなってしまいます。

そこで仕事終了後の夜に集合しそのまま新潟港のフェリー乗り場に向かい、朝の便に搭乗することにより翌日の早朝に北海道に到着して丸一日を稼ぐことができます。

時計

新潟港は茨城の大洗港と比べて倍以上の移動距離になり、かつ徹夜での走行となるため不安はありますが時間的に余裕ができるのは魅力的です。

そして出発

2009/09/18(金)~19(土) 都内~関越自動車道~新潟亀田

都内~新潟

金曜日、仕事が終了した後に早めに帰宅し仮眠をとります。ただ、やっぱりと言うか何と言うか、興奮し過ぎてほとんど眠れませんでした。深夜2時に環七近くで合流し、興奮はMAXに。今年も北海道ツーリングできる幸せに感謝しながら練馬ICを目指します。行程は約320km。

ちゅーりー

ウェーイ!

ウォンバ

ついに始まるね!

途中嵐山PAに立ち寄り缶コーヒーで休憩。深夜のSAは何でこんなにも心にグッとくるのでしょうか。闇の中新潟に向けてひた走り、6時には大和PAに到着し一休み。もう一息です。

新潟に入るとほんのり稲穂の香りがする気がします。とても不思議。フェリー乗り場には余裕を持って到着し、しばらく待った後にバイクでタラップから乗り込みました。

らいらっくゆうかり

10時半に新潟港を出港です。船の名は「らいらっくゆうかり」。前回は三井商船フェリーでしたが今回は新日本海フェリーと運営会社が違います。

徹夜で走り続けましたのでひとっ風呂浴びてまずは睡眠です。今回は個室タイプのツインルームを選択。少々値が張りますが、他の旅客に気を遣う必要もなくなり最高です。

起きると昼の13時、まだまだ時間はたっぷりあります。フェリー内部を見回ったりして夕方まで時間を潰し、夕方からは恒例の酒盛りです。フェリーに身をゆだねる開放感が半端なく、本当に最高の時間だと思います。

ちゅーりー

3周目ともなると慣れたもの!

カップラーメン

わくわく感でいっぱいのまま、上陸に備え早めに就寝します。

走行距離:約320km

2009/9/19(土) 小樽〜稚内〜紋別

小樽~紋別

そして朝4時30分に小樽港へ到着。

小樽港からオロロンラインで一気に稚内を目指します。しかし寒いです、海沿いを走ると凍えるほど。耐え切れず道沿いのコンビニに止めてカップ麺をすすり、スープをがぶ飲みします。

ちゅーりー

ガクガクブルブル・・・・

ウォンバ

バイクで走るにはつらい気温だよね

北上しオトンルイ発電所に差し掛かります。天気自体は最高で徐々に気温も上昇してきた様子。1年目の記憶がよみがえり感慨深いです。途中海岸に降りる道を見つけ雄大な利尻富士を眺めます。右は草原、左は海、本当に最高の景色です。

その後はノシャップ岬へ、キャンプ場にはそこそこの人がいました。

ノシャップ岬

昼食はノシャップ岬近くの「漁師の店」へ。干物を選んでコンロで焼いて食べることができます。
人気がありお客さんもたくさんです。ちゅーりーは海鮮丼を頼みました。リーズナブルな価格でおいしい魚を味わうことができました。

漁師の店の海鮮丼
干物物
食べログ
漁師の店 (稚内/かに) ★★★☆☆3.47 ■予算(夜):¥1,000~¥1,999
ちゅーりー

北海道はやっぱり鮮度がいい!

ウォンバ

好きな干物を選べるのもいいね!

昼食後は宗谷丘陵へ向かい景色を堪能。北海道は人よりも牛の数の方が多いそうです、広大な自然と牛、非日常的な光景に心が洗われた気分になります。

宗谷丘陵

その後は一路宿泊先の紋別へ。日も落ちてきてだんだんと真っ暗になり気温も下がり始めました。寒さに耐えながらの走行となりました。走った距離は約550km!

いつもの紋プリ(紋別プリンスホテル)は予約がいっぱいのため紋別セントラルホテルへ。ホテルに大浴場はありましたが、評判の良い入浴施設「とっかりの湯」へ行きました。

※今は閉店し「くつろぎ湯処 紋太の湯」という名前で会社を変えて営業しているようです。

Hokkaido Masters
紋別 紋太の湯 サウナ情報も!【北海道のおすすめ温泉】紋別の貴重なお風呂屋さん 北海道はオホーツクの紋別市。人口は21000人を数える街です。冬はガリンコ号など観光地としても人気です。そんな紋別市の中心部に市民から親しまれている公衆浴場があ...
ちゅーりー

後日調べたら温泉ではなくお風呂・・

ウォンバ

記憶の奥底へ封印しよう・・

夕食は門別の街に出て1年目に寄った勘寿司へ。北海シマエビは北海道の名産ですがかぶりついた時の旨味と甘さで病みつきになりました。後日通販で自宅へ送ってしまったほどです。

勘寿司
北海シマエビ

走行距離:約550km

2023/9/21(月) 紋別~サロマ湖~羅臼~川湯温泉

紋別~川湯
紋別の街並み

次の日も快晴。早朝の紋別は「地方の港町」という風情でいっぱいです。どこかものさみしく、それでいて懐かしい、不思議な気持ちになります。

サロマ湖に向かい、その後は近くの直売所へ。サロマ湖はホタテの養殖が盛んで直売所ではホタテの活を挟んだホタテバーガーを食べました。味はまあまあだったと思います。

時期が微妙だからか観光客はほとんどいませんでした。

ちゅーりー

閑散としていました

ウォンバ

9月だからかな・・

その後道の駅(写真はメルヘンの丘めまんべつ)を挟んで羅臼へ。

メルヘンの丘女満別

羅臼岳のふもとの駐車スペースに立ち寄るもあまりの寒さにすぐ退散します。日中の平地であればまだ耐えられるのですが、朝夕や山道は本当に寒くバイクでの走行は体に堪えます。

ちゅーりー

気温が一桁の時も・・

ウォンバ

バイクだと凍えてしまうね・・

羅臼岳

宿泊は近くの川湯温泉へ。ついたころにはもう真っ暗です。

川湯温泉きたふくろう(現在は残念ながら閉店)という温泉旅行に泊まりました。現在では新型コロナの影響で倒産してしまったそうです。非常に残念。走行距離は約330km。

ここでトラブル発生!!、寒さからかYの体調が悪くなり熱を出してしまいました。旅の続行が危ぶまれましたが、フロントで風邪薬をもらって早めに寝て朝には何とか熱も下がり回復です。旅の途中の体調不良は本当に怖いです。

ちゅーりー

健康が一番!

走行距離:約330km

9/22(火) 硫黄山~摩周湖~厚岸~帯広

川湯~帯広

まずは近くの硫黄山へ向かいます。スケールの大きさに圧倒されます。温泉卵をゆでて食べることができるようでした。

ちゅーりー

壮大なスケール!

ウォンバ

まるで映画の世界だね!

摩周湖

その後摩周湖へ、とにかく寒くてたまりません。霧の摩周湖と言われる場所ですが、今回は湖を見渡すことができました。

次に向かったのは厚岸の漁協が運営する直売所エーウロコ。広い建物内の水槽に牡蠣やつぶ貝などが陳列されており、その場で食べる(レンジあり)こともできます。日本各地への郵送も申し込むことができ、大小様々なセットが販売されていました。

エーウロコ

宿泊は2007年に続き帯広にあるビジホのパコ帯広へ。夕食は街に出てジンギスカンを食べました。とにかくビールがうまかったです。走行距離は約360kmでした。

食べログ
十勝ジンギスカン倶楽部 北とうがらし (帯広/ジンギスカン) ★★★☆☆3.50 ■予算(夜):¥6,000~¥7,999

走行距離:約360km

9/23(水) 帯広~ナイタイ高原~札幌

帯広~札幌

昨年のリベンジのためナイタイ高原へ。雄大な自然に身を任せます。ちっぽけな心配事などどこかへ行ってしまいそうな景色です。

ちゅーりー

素晴らしい景色!

ウォンバ

リベンジ成功だね!

その後土砂降りの雨に見舞われ、急ぎ宿泊地の札幌へ向かいます。繁華街の近くのビジネスホテルへ着いたときはずぶぬれで薄暗くなっていました。

夜ご飯はすすきののラーメン屋へ。今では残念ながら閉店してしまったようです。時の流れを感じます。走行距離は約350kmでした。

走行距離:約350km

9/24(木) 札幌~登別

札幌~登別

残念ながら今日も雨模様。疲れもありいろいろと観光を諦めて、札幌から最終宿泊地の登別へ向かいます。

その途中、トラックが多く走る幹線道路をずぶぬれになりながら走っていると、お宝発見!

食べログ
北のランプ亭 (虎杖浜/ステーキ) ★★★☆☆3.46 ■海を見ながら新鮮海鮮と和牛を炭焼き!! ■予算(夜):¥4,000~¥4,999

ドライブインのような外見なので全く期待せず入った「北のランプ亭」でしたが、海鮮炭火焼き定食、山の幸炭火焼き定食、これでご飯やみそ汁などがついて1,500円程度って安すぎ!!

味も本当においしかったです。

ちゅーりー

都内で食べたら倍するかも

ウォンバ

豪華だね!

夜は登別温泉へ。日本有数の温泉地ですが、夜の温泉街が本当にいい味を出しています。寒かったですが浴衣であちこち見まわって楽しみました。走行距離は約120kmと少なめでした。

登別の夜
風情がある街並み
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ちゅーりー

浴衣で温泉街をブラブラ・・

ウォンバ

楽しそうだね!

走行距離:約120km

9/25(金) 登別~フェリー

登別~苫小牧

登別からいつもの苫小牧のフェリー乗り場へ。

実は積丹にある神威岬に行こうとしていました、ただ距離を見誤りたどり着けずにタイムアップ。無念の気持ちでリベンジを誓いながら苫小牧へ引き返しました。走行距離は約150km。

18:45にフェリーは出航し大洗へ。フェリー中ではとにかく寒さについての話題ばかりでした。

走行距離:約150km

9/26(土) 大洗~都内

大洗に到着

長い船旅の後の翌14:00に大洗に到着。

まだまだ北海道を味わい切れていません。北の大地、なんて懐が深いのでしょうか。

来年の再開を誓い、それぞれ帰路につきました。

走行距離:約170km

まとめ

ツーリング日程は2009年9月18日~9月26日の8日間でした。

回ったのは道北~道東中心です。

9/18,19 都内~新潟港: 約320km
9/20 小樽〜稚内〜紋別: 約550km
9/21 紋別~サロマ湖~開陽台~川湯温泉: 約330km
9/22 硫黄山~摩周湖~厚岸~帯広: 約360km
9/23 帯広~ナイタイ高原~札幌: 約350km
9/24 札幌~登別: 約120km
9/25 登別~苫小牧: 約150km ※神威岬へたどりつけずUターン
9/26  大洗~都内約170km

合計:約2,350km

とにかく寒さに苦しめられた年でした。

9月中旬ともなると朝夕はかなり気温が下がります。バイクで気持ちよくツーリングするには少し低い気温。北海道バイクツーリングを計画する際はこのあたりの日程は避けた方が良いかもしれません。

ちゅーりー

雨に続き寒さ・・・

ウォンバ

来年に続く!

GLMOW!

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