CBT試験とは?実際どんな感じ?

こんにちはちゅーりーです。2023年4月に「CBT形式」で基本情報技術者試験を受験し、合格することができました。CBT形式は全てパソコン上で処理するテストです、初めて受験をされる方は不安を感じることもあるのではないでしょうか。

この記事では主に以下の点について解説しています。

・CBT形式テストの特徴
・受験するうえでの注意点

目次

①CBT形式テストの特徴

CBT形式とはComputer Based Testing(コンピュータ ベースド テスティング)の略で紙や鉛筆を使用せずにパソコン画面上で行う試験のことです。試験会場に用意されたパソコン端末にログインして問題を表示し、回答もパソコン上に入力します。

パソコン

ちゅーりーは問題冊子とマークシート方式でのテストは何度も受けたことがありましたがCBT形式でのテストはほとんど受けたことがありません

特に基本情報技術者試験は計算問題やプログラムのトレース問題が多く、学習時はガンガン紙に計算式を書き込んだりしていたのでパソコン上でのテストには若干の不安がありました。

ちゅーりー

全部暗算なの・・・?無理・・

ウォンバ

結構慣れが必要かもね・・

②CBT形式のテストを受けての感想と注意点

当日試験会場の横浜TACに向かったちゅーりーでしたが、「筆記用具はいらない」と注意要綱にあったためとっても不安です。

受付で身分証明書の掲示を求められ宅建士証を出しそうになりましたが免許証を渡します。そういえば登録したものの一度も使っていません。

本人確認後、CBT形式のテストを受けるという同意書?にサインをさせられました。

ロッカーのカギを渡すので、腕時計やポケットの中のものも含めて全部しまってください

ちゅーりー

ええええ・・・

ウォンバ

持ち物全部?!

貴重品だけは持って行っていいみたいですが、なんと時計もダメ。パソコンの時計を見るのでしょうか?FP3級試験の時に急遽ドンキで買ったチープカシオが泣いています。

ドンキで買ったチプカシ

荷物をロッカーに入れると注意事項が記載されたシートが挟んであるクリップボードとボールペン1本、紙を1枚だけ渡されます。紙は試験に使用する計算用紙のようですが、CBT試験用「持ち帰り不可」みたいな文言が書いてありました。

試験を行うコンピュータ室に案内されます(場所を指定され自分で行きます)。長いテーブルが複数ある広い部屋で、テーブルの上にはデスクトップパソコンが何台も設置され1席ごと細かくついたてで仕切られていました。

ロッカーの鍵の番号と同じ席に着席しました、結構席は狭いです。不正防止なのか監視カメラが設置されており少し緊張します。

パソコンの画面には受験する科目を選択するメニューが6つほど表示されています。どうやら基本情報(IPA)以外にもCBT形式のテストを行う場合は同じ会場・設備を使用するようです。

基本情報(IPA)を選択するとIDとパスワードを入力するように求められます。これは注意点を記載したシートに書かれているのでそのまま入力すれば問題ありません。

画面には「試験Aを開始する」「休憩」「試験Bを開始する」のボタンが並んでいます。

ボタンを押すと確認後に試験が始まり、画面上部にタイマー(残時間)が表示されます。問題文はもちろんパソコン画面に表示され、回答もボタンを押して選択します。
(下記は再現イメージです)

画面イメージ

問題文も拡大縮小できて、そんなに見づらい感じではないです。回答状況も一覧で確認ができ好きな問題にボタン一つでジャンプすることができます。残り時間も一目でわかります。

とはいえ紙ベースの試験の経験しかなく緊張もあって、最初はなかなか慣れませんでした。5問目あたりからようやく落ち着いて問題を読むことができるようになりました。

時間切れになるか枠外にある「試験を終了する」ボタンを押すことで「科目A」は終了し、自動的に「休憩」に入ります。これまた時間切れになるか枠外にある「試験を開始する」ボタンを押すことで「科目B」を開始することができます。余計なボタンはなく操作はシンプルでわかりやすいです。

また何より苦労したのは計算用紙です。裏表を両方使っても全然足らずブザーを押して追加の紙をもらいます。1枚づつしかくれないので試験終了までに3回もブザーを押す羽目になりました。

ちなみに「科目A」開始から「科目B」終了までは「休憩」時間内でも部屋の外に出ることは不可で、もしトイレに行きたくなったらブザーを押す必要があります。ブザーは各席ごとに準備されています。

試験が終わるとすぐに結果が表示されます。この辺りはCBT形式のテストのいいところですね。

「試験を終了する」ボタンを押してログオフ後に受付に戻ります。

③まとめ

・CBT形式のテストは出題も回答もパソコンのみで行われる。
・筆記用具などの持ち込みは不可。ボールペンと紙が手渡される。
・時計の持ち込みも不可、パソコン上のタイマーを見る。
・計算用紙は1枚ずつしかもらえないので、足らなそうであれば早めに係員に伝える。
・基本的に途中退出できないので水分補給やトイレには注意。

最近ではIBT(インターネット試験)という自宅で行う試験も増えてきているようです。

自宅でテストできる環境を準備するのはなかなか大変ですが、試験をより手軽に受けられるようになるのは歓迎すべきことですね。

ちゅーりー

うまく活用して効率的に試験を受けよう!

ウォンバ

IBTも気になるね・・

GLMOW!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次