みなさま、こんにちはちゅーりーです。
気温も高くなってきた今日この頃。いかがお過ごしでしょうか。
ちゅーりーはあいかわらずスキマ時間で資格勉強など自己研鑽に勤しんでおります。
家族が寝静まった夜に一人勉強していると、人は一体いつまで勉強し続けなければならないのかな?なんて風に思う時も。
でも、常に情報に敏感になり、新しい知識や情報を仕入れることがこの先生き残っていくコツなんじゃないかとも考えています。
ちゅーりーたまには切なくなるんです・・
ウォンバもういい歳だもんね
ネットワーク・イズ・マイライフ
ちゅーりーは2025年4月に一念発起してIPAの高度情報処理試験であるネットワークスペシャリスト試験を受験しました。
しがない社内情シスがネットワークエンジニアに憧れての受験でしたが、さすが相手は高度情報処理試験。必死に3か月勉強したものの、手応えは皆無で残念ながら合格は望み薄。
もちろんリベンジは考えてますが、次の試験は来年の4月とだいぶ先。そこまでモチベーションや知識を維持し続けるのは本当に難しい・・・。
またちゅーりーは法律出身のガチ文系です。ネットワーク知識ゼロからの詰め込み学習で無謀にもネスペに挑んでしまったのも事実。基礎力にも不安が残ります。そういった点からつなぎとしてシスコシステムズの認定資格であるCCNAを受験することに決めました。
ちゅーりーそうだ!1から出直しだ!
ウォンバ切り替え早いなあ・・
※この時は想像だにしませんでしたが、なんと奇跡的にネスペに合格!!
そのあたりは下記記事をご覧ください。

CCNAとは
シスコシステムズが主催するネットワーク技術者のための入門資格。ネットワークの基礎知識からシスコ製品の知識を学ぶことができる。シスコ製品は世界的にユーザーがいるため認知度も高く、キャリアアップに最適。合格率は25%~30%程度。
CCNAはネットワークエンジニアの登竜門と言われています。
ちゅーりーの会社でもネットワークスイッチなどの機器はシスコシステムズ社のものが多く使われており、CCNAを取得することができれば仕事でもかなり役に立ちそう。
ちなみにAWS試験のようにシスコシステムズ社の試験もレベルに分かれており、CCNA(Cisco Certified Network Associate)はアソシエイトレベルです。以前ちゅーりーが取得したAWS SAAのような位置づけでしょうか。もちろんより上位のプロフェッショナル資格も用意されています。
ちゅーりーCCNA・・名前がカッコイイ・・
ウォンバまたか・・・
試験範囲を見るに、ネットワーク基礎やルーティング、DNS、ネットワークセキュリティなどおなじみの内容が並んでおりネスペ学習時の知識を活かせそうです。コマンド問題などもありネスペを見据えた基礎固めにもよさそうです。
学習教材
会社帰りに書店でCCNAの教材を調べるちゅーりー。
テキストをパラパラとめくるとLAN、WAN、サブネットなどネットワークの基礎的な内容が多く含まれています。ネスペのテキストと被っているのと、インプットよりもアウトプット重視と考えたため、テキストは購入せず問題集のみ購入することにしました。
ちゅーりーふふ、ネスペ受験生にはCCNAなど・・・
ウォンバまたそうやって油断する・・・
徹底攻略Cisco CCNA問題集
上記の問題集は700ページでボリューム満点。問題の解説も充実しており、正解の選択肢だけでなく不正解の選択肢についてもしっかりと説明されています。模擬試験1回分やスマホで解ける確認問題など特典も充実。
ただし、基礎的なネットワーク知識は備えていることが前提となっており、ゼロからの勉強はかなり困難だと思いました。
ちゅーりーのようなネスペ試験からの出直し組は問題ないと思いますが、もし知識が不足していると思う場合はテキストもセットで購入してしっかりと基礎から勉強した方がいいです。
また、CCNA試験ではシスコシステムズ独自のプロトコル(CDPなど)やルールがあり、他の一般的なプロトコルと互換性がなかったりして最初は少し辛いです。
そして一番の問題がコマンド問題!正しいコマンドや出力画面について聞かれるため、その点ではネスペ試験の知識はあまり役に立ちませんでした(ネスペではWindowsやLinuxなど汎用的なコマンドを聞かれることはあるが頻度は低い。CCNAではシスコ独自のコマンドがガンガン出題される)。
コマンドや出力画面について、テキストの問題を解くだけではやっぱり暗記できず苦しむちゅーりー。
ちゅーりーうーん、コマンドが覚えられない・・
ウォンバ本で読むだけだと厳しいよね・・・
Cisco Packet Tracer
コマンドが覚えられない!CCNA学習のそういった問題を少なからずサポートするのがシスコシステムズ社が提供するCisco Packet Tracer(パケットトレーサー)!
パケットトレーサーは無料で使用できる(シスコID登録が必要)ネットワークシミュレーターです。ネットワーク機器の配置やコマンドなどを実機さながらの画面でシミュレーションすることができます。

一通り問題集を解いたら、次の周は出題された通りの構成をパケットトレーサーで再現してコマンドを一つ一つ実行してみるのが有効です。

また、自分でパケットトレーサーを使用してVLANやOSPF、DHCPなどを試行錯誤しながら構成を組んでみることで疑問点がどんどんクリアになります。enable、configure terminal、show interface、show ip interface briefなんかは何度も打ち込むことになり、自然と手が覚えてしまいます。
こんな高機能なシミュレーターが無料。もっと早く存在を知りたかったですが、CCNAにチャレンジしなければ存在すら知ることはなかったでしょう。何歳になっても新しいことにチャレンジするのは大切ですね。
ちゅーりー気分はネットワークエンジニア!
ウォンバ習うより慣れよ、だね!
基礎固めのping-t
基礎の基礎からサポートしてくれるのがやっぱりping-t。太っ腹にも基礎問題1643問については無料で学習が可能。応用問題は黒本(徹底攻略)に任せて、ping-tで基礎固めを行いましょう。
意外と黒本に載ってない内容も含まれており、知識の拡充に役立ちます。
ただ、黒本と同時に進めようとすると問題数が膨大過ぎるため、ping-tは基礎学習と割り切って1,2周で切り上げ、黒本を重点的に勉強するようにしましょう。無理に同時進行しようとすると、結局どちらも中途半端になりがちです。
ちゅーりー問題数がかなり膨大です
ウォンバ黒本とping-t、どちらかをメインにした方がいいかもね
学習の進め方
ちゅーりーはいつもの作戦でCCNA試験に挑みました。
初学者はとにかく一周テキストをざっと見ます。この時点で暗記は不要で、どんな項目やキーワードがあるのかをなんとなく把握するだけで大丈夫!
ちゅーりーのようなネスペリベンジ組はさっさと次のステップへ進みましょう。
黒本を頭から順に解き始める。最初はほとんどわからないと思うので、すぐに解説を見てOKです。とにかく1周を回すことが重要です。終わったら間髪入れずに2周目。
このタイミングでping-tもさらっと解いておくといいでしょう。
3周ぐらいして、ある程度問われている内容が分かってきたら次のステップへ。
ここでパケットトレーサーの出番。問われた内容をベースにVLANを組んだり、アクセスリストを設定したり、OSPFを設定したりしてみましょう。問題集の周回に挟む形でシミュレーションを実行できれば記憶も深まります。とにかくコマンドを打ちまくり記憶に定着させること。
また、テキストも再度見直します。最初よりもすらすらとキーワードが頭に入ってくるはず。これをちゅーりー現象と言います(嘘)。
あとは問題集の周回とシミュレーションを試験日まで繰り返します。
ちゅーりー問題集は最終的に5周しました
ウォンバだいぶコマンドもわかるようになってきたね!
そして試験の日
試験会場はいつものピアソン試験センター。
7月後半でしたが例年を上回る猛暑が続いており、駅から歩くだけで汗がしたたり落ちてきます。
受付の前にトイレに行き、例のごとく指示された通り荷物をロッカーに全部しまって受験会場へ。
直前に脳の栄養補給のための大粒ラムネも数粒口に放り込みます。
ちゅーりーよし!やってやるか
ウォンバもう慣れたもんだね
デスクトップパソコンがいくつも設置された仕切りのある席に通されます。
係の人に設定してもらい、席に着席。画面から「試験開始」を選択してスタート!
問題数は画面右上に表示されますが全部で85問。
試験時間は140分なので1問を1分ちょっとで解かねばなりません。
知識問題ですぐに解けるものもあれば、IPアドレスやサブネット計算など時間を取られる問題もあります。
ちゅーりーはタイムアップを防ぐため、いつもの通り「さらっと1周目を終わらせて、後からじっくりと見直しをする作戦」を取ることにしました。この時はこれが命取りになるとは考えもしないちゅーりーなのでした。
ちゅーりーとりあえず後からじっくりと・・
ウォンバこれが後に悲劇を生むなんて・・・
絶望のラボ問題(コマンド問題)
前述の通りすぐに解ける問題もありましたが、黒本とは表現が微妙に異なってなかなか考えさせられる問題も多く、うんうんうなりながら進めていくちゅーりー。
20問ほど過ぎたところでしょうか、急に「読み込み中、タイマーは停止しています(実際は英語)」のようなコメントが出てルーターなどのイラストが表示されたラボ?という画面に切り替わりました。
ちゅーりーえ?え?ナニコレ?
そう、これがCCNA名物のコマンド問題です。

タブが3つほど表示され、1つ目のタブには問題のルール説明。
2つ目のタブにはルーターなどのイラストの構成図、3つ目のタブには実行するコマンドの指示(タスク)が書かれていました。
何よりもちゅーりーを困らせたのは1つ目のタブのルールにあった「コマンドはNVRAMに保存してから先に進め」でした。黒本にそんな説明は書かれていなかったので、どうしてよいかわからず絶望の淵に立たされるちゅーりー。苦し紛れに「save」とかコマンドを打ってみたものの無効なコマンドとして弾かれます。
しかも難易度も結構高く、1問目はipアドレスを設定してpingを打て、ですがIpv4だけでなくIpv6も設定が必要。2問目はVLANを設定してタグ付け。3問目はスパニングツリーを構成せよ・・。
何度も何度もコマンドを練習したはずのちゅーりーでしたが、ここぞというところで知識が足らずコマンドを打つ手が止まります。そもそも保存もできないので、正しいコマンドを打つことができたとしても採点はされません。
苦しみながらの決断でしたが、制限時間もあるので結局諦めてコマンド問題は3問とも白紙で次に進むことにしました。
ちゅーりーなんてこった・・・あれだけ練習したのに
ウォンバこんな落とし穴が・・・
!!CCNAを受験するならこれだけは覚えておこう!!!
保存とはrunning-configへの保存を指します
特権EXECモードで、
write
または
copy running-config startup-config
と入力します。
保存された内容はいつもの「show running-config」で参照できます。
ちゅーりーのようにならないように、必ず覚えておいてください!!!
そして・・・待ち受けていた驚愕の事実
1時間ほど経過し、精神をすり減らしながらもなんとか50分ほど残して85問を解き終えたちゅーりー。ここから見直しに入るつもりです。コマンド問題もじっくりやればもしかしたら解答できるかも・・・
ちゅーりーはAWS試験などではいつもさらっと解いて、その後じっくりと何度も問題を周回して見直すことで選択ミスや違和感を取り除いていく作戦をとっていました。
ただ、どこを見ても「戻る」ボタンはなく、「試験を終了する」ボタンしかありません。
ちゅーりーえ?え?え?ナニコレ?
そう、CCNA試験は一度進めると二度と前の問題に戻ることはできないのです。
最後にじっくりと見直すようなことはできないので要注意!!!
ちゅーりーああああああああああああああ・・・・
ウォンバ自分を信じるしかないよ!!!
画面を隅から隅まで何度も見まわしてもやっぱり「戻る」「見直す」みたいなボタンはありません。未練を残しつつも、諦めて「試験を終了する」ボタンを押すちゅーりー。コマンド問題は3問ともほぼ白紙ですし、他の問題も難易度が高く全く自信がありません。
最後に画面に表示されたアンケートになんとなく答えて退出。
終了時に受付で渡されたスコアレポート(紙に印刷されたもの)には分野ごとの正答率が記載されて今背板が、合否自体は表示されておらずpending(保留中)の文字。
そう、CCNAは試験後すぐに合否が分かるわけではありません。72時間以内にピアソンVUEの画面やメールで通知されます。
ネット記事で、「箸にも棒にもかからない場合はすぐにfail(不合格)となり、pendingは合格の可能性が高い」と見たことがありますが、あまりの自信のなさに全く安心できない状況です。
「本日は以上です、お疲れ様でした」
受付の人に言われて我に返りましたが、なんだか打ちのめされた気持ちでとぼとぼ試験会場を後にするちゅーりーなのでした。
裏か表か
その後、悶々としながらも数時間経過後にピアソンVUEのホームページを見ると「Pass」の文字が。Pass…英語が苦手なちゅーりーが翻訳機能で翻訳すると「合格」。
ちゅーりーえ?
ウォンバもしかして合格?

半信半疑ですが、どうやら合格できたようです。ただしスコアレポートはズタボロ!Network Accessは30%というひどい結果。なぜ合格できたのか、そもそも合格できているのかもわかりません。

不安な気持ちで過ごすちゅーりーでしたが、夜になってようやくスマホにメールが届きます。
「Congratulations on your achievement!」と書かれており、どうやら本当に合格できたようです。

ちゅーりーまさか合格できたなんて・・・
ウォンバとりあえず結果オーライだよ!
まとめ
なんとか無事にCCNAへ合格できたチューリーでしたが、スコアレポートのセクションごとの平均を計算しても65%程度。合格には8割以上の正解が必要とどこかの記事で見かけた気がするので本当に不思議です。
※逆を言うと、ここまでスコアレポートがひどくても合格はできますので、もし結果がイマイチでも諦めないでください!
いろいろと苦労はしたもののこれでネスペもあわせ、ネットワーク資格をアソシエイトレベル、プロフェッショナルレベルと両方取得することができました。知識ゼロから必死に勉強し無事ネットワークの壁を越えたちゅーりーなのでした。
ちゅーりー40代文系男、ネットワークの壁を超える!
ウォンバふふふ・・頑張ったね!
◎CCNAも基本的に暗記試験となるので、基礎知識を身に着けることが重要。
◎ルーティング時に選択されるルート、サブネットマスクを聞かれる問題が多く感じた。ルーティングはロンゲストマッチ、サブネットは2進数/10進数への変換を何度も練習しよう。
◎黒本ではコマンドそのものを問われる問題が多かったが、本番は主にコマンド実戦形式であるラボ問題で出題される。パケットトレーサーでVLANを組んだり、OSPFを設定したり、手を動かすことがとにかく重要。VLAN設定の出題が多い気がする。
◎ラボ問題はNVRAMへの設定保存ができないと詰みます。「write」、「copy running-config startup-config」コマンドの設定保存は絶対忘れずに!!
◎一度進むと戻って見直しはできません!1問1問悔いがないように!!
CCNAの合格も含めると4年で13個の資格試験に合格することができました。
資格試験に取り組むことで新しい知識を身に着けることができ、仕事の幅が広がったり周囲からの信頼も得ることができ、気弱で人見知りだったちゅーりーもちょっとだけ自信もついてきました。
新しいことにチャレンジするのに遅すぎるなんてことはありません!
思い立ったら飛び込むこと、やらずに後悔するならやって後悔。それがちゅーりーが学んだこと。
諦めずにチャレンジすれば、いつかきっと夢は叶います!
頑張れ中年リーマン!
GLMOW!


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