うだるような暑さもようやく収まり、だんだんと涼しくなってきました。
皆さま毎日本当にお疲れ様です。ちゅーりーです。
このたび私は苦手な英語を克服するため、TOEICに再チャレンジしましたのでそのご報告をさせていただきます。
ちゅーりーの紹介
- 40代から人生を変えるためにチャレンジするメーカー企業内情シスの中間管理職。情シスだけどガチ文系。今までに宅建や行政書士、高度情報処理試験(ネスペ/セキスペ)などに合格。
- 勉強もスポーツも苦手だが英語は特に苦手で学生時代から万年赤点。文法も全く身についておらず、外国人に話しかけられると頭が真っ白に。
- 過去2年間英会話に通ったが、初受験のTOEICは410点と大爆死。
- 会社で求められているTOEIC600点を目指し、2024年10月にリベンジ受験するも結果555点と未達成。
一般的に社会人のボーダーと言われるTOEIC600点を目指し必死に取り組んだ2024年10月。初回から+145点と大躍進だったものの惜しくも目標は達成できませんでした。スキマ時間で頑張って勉強したものの何度やっても「聞き取れず」、「単語も覚えられず」で自信喪失気味。
旅先で現地の外国人と英語で小粋な会話をし、小さな港町で海を見ながらゆったりとコーヒーを味わう。どこかノスタルジックな雰囲気の中、人生を振り返って物思いにふけるちゅーりー。
・・・そんなささやかな夢も打ち砕かれてしまいます。年末にかけて仕事も忙しくなったのと、風邪もひいてしまってこの世の終わりみたいな切ない年末を過ごしたちゅーりー。
ちゅーりーやっぱり英語は無理なのか・・・
ウォンバ諦めちゃダメだよ!
目指せTOEIC600点
ちゅーりーは2025年に2つの目標を立てました。
1つはネットワークスペシャリストの合格、そしてもう一つがTOEIC600点達成です。
そして・・・なんとネットワークスペシャリスト試験に奇跡的に合格。決して諦めないことの大切さを改めて思い出すちゅーりー。苦手な英語にも再チャレンジすることを決心するのでした。
ちゅーりーネバーギブアップ!
試験日は去年と同じ10月に設定。勉強期間は約2か月間です。
ちなみに前回の結果は下記の通り。Listeningは300点越えながらReadingが200点代。自分は聞くよりも読む方が得意だと思っていましたが、どうやら逆だった模様。Readingを強化することが600点越えのカギを握っていそうです。

Readingは膨大な問題量に加えて文法問題や語彙問題も出題され、スピードと知識・読解力が求められます。現在の自分の弱点を考えると、下記の3つかなと思います。
- 基本的な文法が身についてない。
- 名詞、動詞、副詞、形容詞、一人称、二人称、三人称などの基礎ルールがあいまい。
- 単純な単語力が足らない。
ちゅーりーはそもそも基礎的な英文法が身についていません。
現在進行形、過去進行形、過去完了形、過去完了進行形・・・いろんな種類がありすぎて、どんな時にドの形式を使うのかがごちゃ混ぜ状態。
ペラペラと英語を話されるととっさに現在形なのか過去形なのか判断することができません。
ウォンバI have been ate some sweets.
(僕はお菓子を食べました)
ちゅーりーえ?、、、、えーと・・・??
文法を身に着けろ!
そこでちゅーりーが目を付けたのはXで紹介いただいた「English Grammar IN USE」という英語で書かれた文法書でした。
上記の英文法書は全て英語で書かれており、日本語は一切出てきません。
例えば現在形はPresent、過去形はPast、過去完了形はPast perfect、という形で説明されており、時系列を表すグラフやイラストなどが充実しています。
実際に英語圏の低学年生が文法を勉強するためのテキストとあって、平坦な英語で書かれておりちゅーりーもなんとなく理解できました。
英語から日本語に訳された文法(例:Past perfect→過去完了形)は理解が難しく、やはり英語は英語のまま理解をすることで英語脳が育成されていくのでしょう。この本で勝利を確信するちゅーりーでした。
欠点は学校のテキストの体なので本がかなり大きくて重いこと。電車の中で読むにはかなり苦労します。
ちゅーりーやっぱり英語は英語のまま理解しなきゃね!
ウォンバまたカッコつけて・・・
最初の方はすらすらと読み進めることができたちゅーりーでしたが、10章を超えたあたりから徐々に雲行きが怪しくなります。わからない単語が増え、だんだんと難度が上がって1ページ1ページの読解と理解に時間がかかります。
そして、下手すると1章進めるのに2日~3日ぐらいかかるようになってしまい、章の数は全部で140もあるため読み終わるのは約1年後?という計算に。じっくりと英語を身に着けるのには適していますが、今年中にTOEICに挑むような短期決戦にはマッチしません。
悔しく思いましたが、失敗は成功の母と考えて別の方法を考えます。
ちゅーりーいい教材ではあるんだけども・・・
英作文トレーニング!
そして本屋で次に目をつけたのは「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」。
この本は左側の日本語を見て、瞬時に頭の中で英作文トレーニングを行うという一風変わった本です。
現在形、過去形、過去進行形、その他言い回し、のようなテーマごとに中学生が使うレベルの英語を使用して英文を組み立てていきます。最初は日本語を出されて英語の変換にあたふたするのですが、右の模範解答を見ると「なーんだ!」と思うほどに簡単な英語です。
やっぱりとっさに英語が口から出るようになるには訓練が必要。ちゅーりーは何度もこの本を周回して電車内でシャドウトレーニングを行いました。
インプットよりもアウトプット、あいまいだった過去進行形、過去完了形、過去完了進行形なども自分で文章を組み立てることで徐々に理解が進んでいきます。
欠点としてはCDじゃなくて音声がアプリで聞ければなぁ、というところ。そういった意味では銀のフレーズはアプリで無料音声が聞けたりしてとてもサポートが充実していました。有料アプリはあるっぽいのですが高額なのと、評価が低かったので購入はしませんでした。
何とか2周読んだものの、あくまで英語で簡単な英会話を目的とした本のため、例文も少なくTOEICの試験対策としては物足りないという結果に。モチベーションの向上には役に立ったものの早々に切り上げて模試に進むことにしました。
ちゅーりー海外旅行の日まで封印です
ウォンバうーむ・・・
単語、試験対策本と模試
単語本、試験対策本、模試は前回のものを継続して利用しました。
「出る単特急 銀のフレーズ」は頻出の単語のみに絞った初心者向けの単語やフレーズが満載。なかなか覚えるのは大変ですが、スマホアプリで無料で音声を聞くこともできます。
模試をやってみて感じたのは、これだけでもかなりの試験範囲に対応できるのではないかということ。何かの記事で、英会話は基礎的な文法と単語で8割以上・・みたいな内容を見たことがあります。
やはり資格試験も英語も「基礎がとにかく大事」なのですね。
試験テクニックに絞って600点取得を目指す対策本です。受験生の立場での解説が面白いです。掲載問題は足らないので模試でカバー。30日分の5分トレーニングなど音声も充実していますが、アプリではなくCDなのはマイナス。これもTOEIC試験に慣れていない初心者向けの本と言えるでしょう。
特に初めてTOEIC対策を行う受験生にはお勧めしたいです。
模試が3問入っています。アプリで音声を流すこともできてとても使いやすいです。解説冊子は切り離すことができて、移動中の持ち運びにも適しています。
前回模試は1回分ぐらいで力尽きましたが、今回はきっちり3回チャレンジ。さすがにPart7の長さにはうんざりしましたが、やり切ったことで自身にもつながりました。結局何度やっても相変わらず「聞き取れず」、「読み取れず」でイライラすることも多かったですが、底力は身についた気がします。
ちゅーりー電車の中では解説だけ切り離して勉強していました
ウォンバ資格試験に模試は超重要だよね!
そして試験の日
10月に入ってちゅーりーは驚愕します。会社のイントラで「管理職の取得目標TOEIC点数」をしっかりと確認したところなんと600点ではなく650点!!!!
ゴールポストが遠ざかってしまい絶望感でいっぱいになりましたが、残り2週間ほどなのでもう必死に頑張るしかありません。また、年末は仕事が忙しくなるのが恒例で今年も同じような状況に。学習時間もかなり短くなって不完全燃焼です。
ちゅーりーあと100点・・・(絶望)
ウォンバもうやるしかないね・・
勝負の日!!
そしてついに来た試験日の10月19日日曜日。あいにくの曇り空ですが気温はほどほどで過ごしやすい天気でした。
ちゅーりーは飲酒せず早めに寝たはずなのになんと夜中の3時ごろに一度目が覚めてしまい、寝不足で万全とは言えない体調、ちょっと頭痛もします。会場は電車で20分、徒歩16分ほどの大学のキャンパスでした。
ちゅーりー駅から結構歩きました・・・
ウォンバ寝不足だけど大丈夫かな・・
いつもの通り周囲は学生っぽい若者ばかり。中年リーマンのちゅーりーは周囲にどう思われているのかやっぱり気になります。例のごとく係員に何度もスマホの電源を切れと言われ、しばらく待ってようやく試験がスタート!!
試験直前にはいつものように大粒ラムネを口に放り込み、途中でトイレに行きたくならないよう水分補給は控えめにします。いざ、勝負!!
Listening(リスニングテスト)
まずはPart1試験。ここはサクッと満点ぐらいで通過したいところ。
ただ1問目がいきなり聞き取れず、不安が残るスタートとなりました。
とはいえすぐに調子を取り戻すちゅーりー。Part2試験は半分以上自信をもってマークすることができた気がします。Part3、Part4は「先回りして設問を確認し、該当箇所がアナウンスされるのを待ち構える」という作戦で挑みました。わからない問題も多かったですが、前回よりも安定して解答を導き出すことができました。
ちゅーりー秘儀!先読み!
ウォンバ定番の手らしいよ・・・
必死に食らいついてあっという間にPart4まで終了。「これでリスニングテストは終わりです、次はリーディングテストです(英語)」というアナウンス後すぐにリーディングテストがスタートします。
Reading(リーディングテスト)
Part5~Part7はリーディングテスト。前回はPart7がほとんど塗り絵(終わらずに当てずっぽうでマークすること)だったためとにかく早くPart7までたどり着くことを目標とします。
Part5は文法や語彙問題なので結構難しいです。10分目標でしたが、うんうんうなりながら倍の20分ぐらいかけて何とか解き終わります。Part6はキーワードに注目して進めて15分ぐらいで意外とすんなり終了。
Part7に到着した時は残り40分といったところ。そこから必死の攻略が始まります。やはりリーディングテストの本丸はPart7!!
ちゅーりーがPart7で取った作戦、こちらも定石ではありますが「問題を先に読んで、該当箇所を見つける」でした。模試を何度も解いたからか、なんとなく出題傾向もわかってきた気がします。
必死に解き続けて187問目、残り5分となったので諦めて残りは塗り絵に。それでもギリギリまでキーワードを確認しながら解き続けました。前回は170問前後で塗り絵だったので絶対の自信はないものの手ごたえは十分ありました。
「試験終了です!!」
受験番号や名前の記入に間違えがないかをしっかりと確認して答案用紙と問題用紙を提出します。
いつもながら問題用紙も回収されてしまうのがちょっと残念・・。
睡眠不足のトラブルはあったものの、前回よりも安定してテストに挑むことができやり切った感でいっぱいになりながら帰宅するちゅーりーでした。
ちゅーりーとにかく・・・やり切った・・・
ウォンバお疲れ様!
結果が出るのは約2週間後。マークシートのくせにもっと早くならないのかな?そんな風に思いつつ仕事もさらに忙しくなりあっという間に時間が過ぎていきます。
そして・・・結果発表
日曜日、スマホがぶるっと震えてTOEICの結果メールが届いたという通知が。
「Readingの手ごたえもあったし、さすがに600点は超えているだろう」そんな風に思いながら気楽にTOEICのサイトへログインします。そこに飛び込んできた内容は驚くべきものでした。

なんと、テスト結果はまさかの585点。
650点どころか600点にも届かない有様。
Listeningは330点⇒365点とスコアアップしたものの、手ごたえがあったはずのReadingテストは225点⇒220点とむしろスコアダウン。塗り絵よりも点数が下がるなんてなんという皮肉。
ちゅーりーああああああ・・・・・
ウォンバええええ・・・585点・・・
今年最後の目標を達成することができず、うなだれるちゅーりーでした。
まとめ
ちゅーりーは今回も目標だったTOEIC600点を達成することはできませんでした。あと15点とは言うもののReadingのスコアの低さは致命的。今回の敗因はテクニックにおぼれて基礎的な文法や単語力の強化を怠ったことでしょう。特に文法については逃げずにきっちりと取り組むほかなさそうです。
今回、なまじ自信があっただけに悔しくてたまらない気持ちでいっぱいです。
とはいえちゅーりーのListeningの点数365点はそこそこ高スコアとのこと。あとはとにかくReadingさえ強化できれば600点は夢ではなさそう。
次のチャレンジは来年になると思いますが、600点、いや650点を目標にこれからも頑張っていきたいと思います。
ちゅーりー目指せ!ノスタルジックな港町!!
ウォンバ何なんだ・・・
GLMOW!!


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