1時間残して240点で行政書士試験を一発合格した筆者が解答スピードアップのコツを解説!

ちゅーりー

スピーディかつ正確に!

ウォンバ

時間が足らないという話はよく聞くね・・

行政書士試験の模試が時間内に終わらない方、いらっしゃいませんでしょうか?

この記事はこんな人にオススメ!!
  • 行政書士試験の模試が時間内に解き終わらない人。
  • 択一問題に時間がかかり、文章理解に時間を回すことができない人。

 ちゅーりーは模試を合計8回受けましたが、その全てで1時間を残して解き終わり途中退室していました。本試験も開始から1時間50分経過後の14時50分には全て解き終わりゆっくりと見直しに入ることができています。

受験生の方から試験時間が足らない、解き終わらない、そんな話を聞くので少しでも役に立てればと思い記事を書きました。僕の目安時間は法令択一で1時間、多肢問で15分、記述で20分、一般知識25分の合計2時間でした。

もちろん早く解ければいいというものではありませんが、素早く正確に解ける訓練をすることは時間制限のある試験ではとても有効です。また、時間に余裕があれば難しい問題や文章理解に十分な時間をかけることもできるので、結果として合格に近づくことになります。

目次

問題の解き方

試験科目を解く順番

試験科目を解く順番を変えるのは個人的にお勧めしません。どうしても戦略やこだわりがある人は変えてもいいかもしれませんが、受かる人は頭から解いていっても受かりますし、受からない人は受かりません。

逆にマークシート記入位置が合ってるか試験中に不安になるので素直に頭から解き始めることをおすすめします。

②素早い解き方トレーニング

 行政書士試験で一番ボリュームが多いのは法令択一の40問です。ここでどれだけ時間が短縮できるかが鍵となってきます。40問で1時間ですから1問を約1分30秒で解くという計算となります。すこし難しく感じますが、数秒で解ける問題もあるためそこまで難しくはありません。

択一は5つの肢で構成されており①正しいものを選べ、②誤っているものを選べ、③正しいものの組み合わせを選べ、④誤っているものの組み合わせを選べ、の基本4パターンです。


まず、「正しいものを聞かれているのか」「誤っているものを聞かれているのか」しっかりと確認しましょう。ここを間違えると致命的ですので問題文の上から◯、×を大きく書いて印にしましょう。

ちゅーりー

〇を聞かれているのか、×なのか、たまにうっかりしますね

ウォンバ

そこを間違えると致命的だよ!

実際の解き方ですが、①と②はキーワードや言い回しを見つけて消去法で答えを確定させます。本試験では当然見たことのない肢がバンバン出てきますが、基礎知識がちゃんと身についていれば必ず消去法で絞り込めるようになっています。

どちらも合っているように感じて1つの肢に絞り込めないことがあると思います、その場合は正しいもの、誤っているもの、どちらを問われているのか勘違いしていることがあるのでまず問題を再確認しましょう。

それでも絞り込めない場合はきっとどちらかが引っ掛けの肢です。微妙に数字や期間を変えていたり、当事者(行政庁など)が間違ったものに書きかわっています。キーワードを素早く見比べて勉強した内容と比較し答えを導き出しましょう。

それでもわからなければ激ムズのいわゆる捨て問ですので深く考えず先に進めましょう。

 ③④のパターンはラッキーです。一つでも解答の肢が分かれば候補となる選択肢を絞り込むことができます。例えば(エ)が正しい、または誤りだとわかればそれを含む選択肢以外は線を引いて消してしまいましょう。

それだけでも答えを導き出せるかもしれないですし、例えば残ったのが(ア)/(エ)、(ウ)/(エ)であればそこに含まれない肢の(イ)、(オ)はもう見なくていいわけです。

なおマークシートに回答した肢はしっかりと印をつけて後からわかるようにしておきましょう。

勉強法

 肢別過去問を中心に、千本ノック、大原アプリを回転させ、六法確認しながら判例、条文など重要な言い回しや問題のパターンを頭に叩き込みます。

例えば「再調査請求で審理員による審査は行われるか?」という問題があったとして、そこから派生して再審査請求の場合についても審理員による審査はあるか?執行停止はあるか?、など表形式で整理して書き込み&暗記していきます。

条文の問題でしたら六法で条文+関連条文も確認して頭に入れます。

ちゅーりー

表にまとめて暗記だ!

ウォンバ

例外を見つけると覚えやすいよ!

肢別の回転とともに頭の中で何度何度も確認することで徐々に理解・暗記が進みます。もちろん一度に理解・暗記できる人はいませんので10周、20周と繰り返すことが重要です。

判例の言い回しもノートにまとめるなどして確認しておきましょう。多肢選択式の勉強にもなります。例えば砂川事件は「一見極めて明白に違憲無効・・」など。判例はそれに紐づく論点と条文、結果を確認しておけば判決文全てを暗記する必要はありません。

試験では問題文を見てさっとキーワードを拾い、どの論点・判例なのかを判断できるようにしましょう。注意点としては反対解釈により結論が逆になっているパターンです。最後まで注意して文章をチェックすることが必要です。

これだけやり続けることができれば1時間残しで模試や本試験を完了させることができるはず!あなたも2時間で途中退出して周りをあっと言わせましょう!

まとめ

・できれば問題を解く順番は変えない方が良い。
・法令択一がキモ。〇を聞かれているのか✕を聞かれているのか間違えないように。
・見るべき肢と見なくてもよい肢を素早く切り分ける。
・表にするなどして網羅的に情報を暗記するように心がける。
・「キーワード」や「問われ方」を覚える。

ちゅーりー

目指せスピードスター!

GLMOW!

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