ここでは9か月で行政書士試験に240点一発合格した際の公開模試の成績をさらしていきます。模試は各社大体7月ぐらいから始まるので、遅くとも5、6月には受講申し込みをするようにしてください。
模試の位置づけ

辛いけどそれだけの価値がある模試・・

本試験のいい練習になります
模試は本試験の練習という意味でとても大事だと思います。時間的に難しい方もいるかもしれませんが、少なくとも1回は会場で本試験と同じ時間帯の模試を受けることをお勧めします。ちなみに私はLECの模試パック(全6回)を申し込みました。
※詳しくは下記の記事を参考にしてください。

行政書士試験は3時間という長丁場ですのでいかに集中力を切れさせないかが重要です。「水分補給のタイミング」、「トイレ行くタイミング」、「お菓子を食べるタイミング」など、模試を受けることで自分なりのルーティンを作ることができます。
ちゅーりーは最初の模試でトイレに行きたくなり見直しができずに途中退室するトラブルがありましたが、5回目6回目になると安定して模試を受けることができました。
上記のように、ただ模試を受けるのではなく本試験のリハーサルだと思っていろいろとシミュレーションをしておくことをお勧めします。
ちなみに本試験の点数は240点でした。なんと本番が1番高得点という結果に。本試験の方が初見の肢も多く難しく感じましたが意外と素直な問題が多かったんでしょうか。

結構まぐれ当たりが多かったです・・

到達度確認模試
初回の模試のためかなり簡単に感じました。おそらくこれからの長い勉強期間に備え、やる気を出させるためでしょうか。職場近くの横浜駅で平日19時開始の模試を選んだこともありますが、参加者もまばらでした。

意外と素直な問題が多かったです

200点超え!
第1回 7/15
- 総合 :222点
- 法令総合:186点
- 法令択一:156点
- 記述式 :30点
- 一般知識:36点
第2回 8/19
- 総合 :208点
- 法令総合:168点
- 法令択一:144点
- 記述式 :24点
- 一般知識:40点
全日本行政書士公開模試
到達度確認模試と比べてすぐに答えを導くのが難しい問題が多く感じました。
おそらくLECの看板模試のため一番力を入れているのかもしれません。空席が目立った前回と違い受験生も多くなりかなり本試験に近いレベル・雰囲気です。ここで法令択一130点ぐらい取れていれば合格への道は明るいかもしれません。
人も増えると物音も増えますし、空気も悪くなります。ブツブツ独り言を言う人もいてだいぶ集中力に影響しました。本試験ではさらに人が多いですし、雑音の中でも集中できる力を身に着ける訓練にもなると思います。
点数は結構ギリギリの結果となりました。(特に記述と一般知識で点が伸びず、対策を考え始めました)

難易度が急に上がりました

結構ギリギリだね・・・
第1回 9/2
- 総合 :186点
- 法令総合:158点
- 法令択一:128点
- 記述式 :30点
- 一般知識:28点
第2回 9/16
- 総合 :188点
- 法令総合:164点
- 法令択一:144点
- 記述式 :20点
- 一般知識:24点
ファイナル模試 10/1
模試もあと2回。学習が進んだこともありますが難易度はかなり簡単に感じました。受験生に最後のやる気を出させるためなのかと勘繰ります。
このファイナル模試から夜間の受験をやめ週末昼間の本試験と同じ時間帯での受験にしました。平日仕事を終えてからの少し疲労を感じる中での受験と異なり、少し体力には余裕がある状態での受験となり、集中力も少し上がった気がします。
記述式は対策がうまくいったのか50点、一般知識は自信をもって回答できた問題は少なかったですが当てずっぽうで11問正解しました。
- 総合 :230点
- 法令総合:186点
- 法令択一:136点
- 記述式 :50点
- 一般知識:44点
直前ヤマ当て模試 10/15
ついに最後の模試です。メイン科目の法令問題はかなり易しい内容に感じましたが、恐れていたことがついに起きました。
一般知識の足切り不合格…。
最後の最後の模試で後味が悪い結果となりました。

まさかの一般知識足切り・・・

ガーン・・
- 総合 :214点
- 法令総合:194点
- 法令択一:150点
- 記述式 :44点
- 一般知識:20点
まとめ
幸いにも全ての模試で合格点の180点以上を取ることができました。
全6回の会場模試は正直うんざりしましたが、とかく独学受験生は自分の勉強方法やスケジュールに不安を抱え続けることになるため定期的にある模試は良いペースメーカーでした。大手予備校は記述の採点もしっかりしており、夜間(19時~)スケジュールもあるため社会人に優しくコスパは抜群です。
公開模試では各模試の成績や各科目ごとに合格レベルかそうでないのか、受験者全体での順位、正解率なども閲覧期限はあるもののオンラインで確認することもできます。
模試の結果に一喜一憂する必要はありません。模試はあくまで模試であって本試験ではないからです。
たとえ点数が悪くても理解が足らなかった論点が見つかってラッキーだったと思いましょう、それが模試の役割です。間違えた問題の論点や周辺知識をテキストやYouTubeなどでしっかりと整理して、本試験までに頭に入れておきましょう。
・人のたくさんいる模試会場の雰囲気に慣れるため。
・本試験の出題形式や問題の解き方に慣れるため。
・3時間におよぶ本試験に集中するため、自分なりのルーティンを作るため
・特に独学者の場合、長期間におよぶ勉強のペースメーカーとして。
・漏れていた理解ポイント・論点を保管するため。
また、ちゅーりーは毎回1時間ほど時間が余ってしまい時間終了前に退出していました。時間内に模試が終わらない、という声もよく聞くため問題を早く解くコツを下記の記事でまとめました。


全6回はつらかった・・

最後はだいぶ慣れてたね・・
GLMOW!
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