文系中年サラリーマンが独学で世界最高峰のセキュリティ資格CISSPを取ってみた。(CPEの稼ぎ方つき)

こんにちは!文系中年男のちゅーりーです。

ちゅーりーはとある食品メーカーの社内情シスで中間管理職をしております。長年自分の人生に悩んでいましたが、2026年2月に一念発起して「世界最高峰のセキュリティ資格」と言われるISC2のCISSPにチャレンジし、見事合格を勝ち取りました。

ちゅーりーのプロフィール★
40代後半のメーカー企業情シス中間管理職。文系(法学部)出身。

保有資格: CISSP®、IPA(SG、FE、SC、NW)、AWS(CLF、SAA)、CCNA、行政書士[未登録]、宅建士など。

年末から正月にかけてスキマ時間を見つけては必死にWEB問題集に取り組んだあの日々。試験後に渡されたプリント用紙で「(暫定的に)合格しました」という文字を見た時の驚きと喜びは今でも忘れません。

40歳になるまで、流されるままの冴えない窓際サラリーマンだったちゅーりー。

無事に資格登録され、ISC2の会員となってからは何だか日々誇らしい気持ちになります。見た目は満員電車にゆられ、毎日通勤するしがないサラリーマンに変わりはありませんが、「自分は世界に誇るセキュリティ資格の保持者なんだ」と心の中でニヤニヤ・・。

またCISSP資格維持には「CPE」というポイントを稼ぐ必要があります。そこそこ大変ですが、それも何だかゲーム感覚でとても楽しいですし、知識の維持向上にもとても役立ちます。更新のため数年に一回勉強して試験を受けるよりは、とても理にかなった仕組みだと思います。

ちゅーりー

イエーイ!アイムCISSP!

ウォンバ

英語苦手なくせに・・・

また、試験費用は確かにお高いですが、もしCISSPの受験を迷われている人がいましたら是非チャレンジされることをおススメします。勉強方法や使用した教材などは以下の記事で詳しく紹介しているので是非ご確認ください。

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目次

CISSP受験の疑問あれこれ

CISSP試験はグローバル資格です。ISC2というアメリカの団体が主催しており、国内資格と比べて情報も少ないためいろいろと不安に思うところも多いと思います。ここではちゅーりーが不安に思ったことについて一つ一つ解説したいと思います。

STEP
受験費用は高い?

はい、無茶苦茶高いです。受験費用はなんと749$!!
1$160円で換算して119,840円と、海外資格試験としても超高額。
教材費用なども入れるとかなりの出費となってしまいます。自腹は相当きついので資格試験に会社の補助が出る人はぜひそちらを使いましょう。

ただしCISSPは「世界最高峰のセキュリティ資格」と言われるため、もし合格できれば評価はうなぎのぼりのはず。転職市場でもかなりのプラスポイントとなるので、投資するだけの価値はあると思います。

STEP
海外の資格試験のため、申し込みや受験が難しい?

試験申し込みは主催団体であるISC2(アイエスシースクエア)で行います。
ページは英語のため、ブラウザの翻訳機能を使用しましょう。

また、正確にはISC2のサイトでバウチャーチケットを購入し、試験申し込み自体はISC2サイトからリダイレクトしたピアソンVUEのサイトで行います。最初はとっつきにくいですが、慣れれば全く問題ありません。

ただし、試験を受けられるピアソンVUE会場は日本国内に2か所(東京・大阪)しかありません。自分は自宅から1時間弱なので問題なかったのですが、遠方にお住いの方だと前泊の必要があるかもしれません。また、受験枠もかなり少なく、なるべく早めの予約をお勧めします。

ちなみにピアソンVUEのスタッフは全員日本語を話せますのでその点は問題ありません、皆さん親切でめちゃくちゃいい人でした。

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英語が分からないと受験できない?

全くそんなことはございません!

数は少ないですが日本語版の教材もありますし、ブラウザの翻訳機能を使用すればちゅーりーのような英語が苦手な人でも問題なく受験可能です。

ただし、翻訳揺れには結構苦労すると思います。

例: 
authenticationとauthorizationが両方とも「認証」と表示される。
data custodianやdata stewardなどが全部「データ管理者」と表示される。

模試の和訳

ブラウザの種類(chrome、edgeなど)によっても翻訳結果が微妙に違うことがあるので、もしもの時を考えて英語のキーワードもある程度覚えておくようにしましょう。

本試験で日本語と英語を切り替えることができるので、意味がおかしいな?と思ったら英語に切り替えてキーワードをチェックすることができます。とはいえ、本試験はかなり翻訳がしっかりしている印象を受けたのでそこまで不安視しなくてもよろしいかと思います。

STEP
試験に合格しても、登録条件が厳しい?

こちらはその通りです。最低5年以上の情報セキュリティに関係する業務従事経験が必要で、ISC2アソシエイトメンバーの申請時に事細かく業務経歴を記入する必要があります。

メンバー登録申請ページは英語ですので、日本語で書き出した後に生成AIで英語に翻訳してもらいましょう。また、自分は結局必要なかったのですが、追加の監査などいざという時に備えて会社の人事部門から英語の在籍証明書を取り寄せましょう。

メンバー登録にはエンドーサー(推薦者)が必要です。ちゅーりーは運よく取引先の部長さんがISC2メンバーだったので、無理をいって推薦者になってもらいました。

どうしても推薦者がいない場合は、ちょっと不思議ですがISC2自体を推薦者に設定することができるようです。その場合、おそらくですが審査が厳しくなる気がしますので、前述の在籍証明書や、上長への事前の説明はしておいたほうが良いです。

STEP
資格の維持には年会費がかかる?

はい、毎年135$(160円換算で21,600年)の年会費がかかります。こちらもかなり痛い出費ですが、得られるステータスや特典を考えてグッとこらえましょう。

  • CISSPという国際的に認められた資格の維持とコンソーシアムへの参加
  • 教育コースや教材が割引になる
  • 公式イベント参加費が割引になる
  • 最新のウェビナーを視聴できる
  • マイページでCPEの管理

主な特典は上記の通りとなります。まだちゅーりーはそこまでオトク!と思ったことはないですが、今後イベントに参加したりして会員特典を使い倒していきたいと思います。また、ウェビナーをはじめとした教材は英語がメインなのでなかなか活用が難しい印象を受けました。

何よりも、CISSPひいては国際的なコンソーシアムであるISC2の会員であるというステータスと自信が一番のメリットではないかと思います。

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CPEとは?貯めるのは大変?

CISSPの資格維持条件はAWSなどと違い再試験ではありません。
特定の行動をとり、ISC2に申請することにより溜まるCPEクレジットを特定期間に必要な数だけ獲得することが条件となります。

CPE

CISSP維持に必要なクレジット数は3年間で120ポイント!

結構大変だという声もありますが、計画的にためればさほど達成は難しくありません。

ポイントカテゴリはAグループ、Bグループの2つに分かれておりAグループはセキュリティ関連の取り組みについての活動を実施した時に加算されるクレジット、Bグループはそれ以外の学習についての取り組みで加算されるクレジットです。
※詳細はISC2のCPEクレジットガイドをご確認ください。

クレジット対象となる行動は様々で、セキュリティに関する本を執筆する、ブログ記事を書く、イベント登壇などの結構アグレッシブなものから、本を読む、自分の業務で新しいチャレンジをするなどの身近なものから。ちゅーりーは金なし暇なしのしがない中年リーマンのため、主に下記の方法でクレジットを稼いでいます。

ISC2のインサイトクイズ おすすめ度:★★★

2か月に一回ISC2のサイトで公開されるセキュリティ記事に関するクイズです。翻訳しながらブログ記事を見て回答するだけでCPE2クレジットが付与されます。ニュースにならないような海外のセキュリティ事情などもわかって結構いい経験になります。

ページが若干分かりにくいので検索で「Insight Quiz」と検索しましょう。ちなみにクレジットはクイズをクリアすれば自動で付与されるので、申請は特に不要です。

セキュリティに関する書籍を読む おすすめ度:★★

Amazonなどでセキュリティに関する書籍(電子書籍も可)を購入し、読み終わったら学んだ内容と共に申請すればそれだけで5CPEクレジットを獲得することが可能です。

欠点はやはりコストがかかること、結構セキュリティ本は高いので悩ましいところ。とはいえ勉強とクレジット稼ぎを兼ねることができるのも事実です。

なお、領収書は申請に必要となるため必ず保管しておこう。

無料のセミナーに参加 おすすめ度:★★★★★

かなりおすすめ!セキュリティ関連のセミナー(無料)に参加し、申請すれば1時間当たり1CPEクレジットが付与されます。セキュリティ関連の無料セミナーは結構頻繁に開催されていますし、オンライン形式など参加しやすいものもあります。

申請時に必要となるので、参加したプログラムが記載されたpdfや入館証(QRコードが書いてあるもの)を保存しておきましょう。

ISC2サイトのウェビナー、無料学習コース おすすめ度:★

ISC2サイトでは無料のウェビナーや学習コースが解放されています。こちらはもちろんコストはかからないですし、受講するだけで勝手にCPEクレジットが加算されるので楽ちん。

ただし、日本語のウェビナーや教材はほとんどなく、英語ができないとほとんど理解できません。残念ながら現時点ではリアル翻訳などのいい方法がなく、おすすめ度としては低いです。

まとめ

まだまだ日本では知名度の低いCISSPですが、逆を言うと数千人しか資格保有者がいないため希少価値が高く、転職市場ではグローバルのセキュリティ資格保有者としてかなり評価されるケースも。

高額な受験費用や、英語、登録には推薦者や実務経験が必要など、かなり敷居が高い試験であることは否めませんが、取得できれば新たなキャリアへの道が開けること間違いなし。

この記事が、CISSP受験を迷われている方に少しでもお役に立てれば幸いです。

GLMOW!

ちゅーりー

グローバルセキュリティプロフェッショナルのちゅーりーです

ウォンバ

英語苦手なくせに・・・

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