こんにちはちゅーりーです。
夏も終わり暑さも落ち着いてきた今日この頃。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
このたびちゅーりーは長年の宿敵ともいえる英語を克服するため、TOEICへチャレンジしましたので報告させていただきます。
英語に苦手意識がある人。
TOEICに初めてチャレンジする人。
ただ流されるままだった人生を変えるため、2021年から一念発起して宅地建物取引士、行政書士、そして情報処理安全確保支援士などの試験に合格しました。徐々に仕事の幅も広がり、充実した生活を送るちゅーりーでしたが、ただ一つの心残りがありました。

そう、奴との戦いが残っている・・・

いきなりカッコつけて何なの・・・
そう、それは英語(英会話)です。
時代はグローバル化
昨今は日本もグローバル化がはなはだしく、街でも電車などの公共交通機関でも外国人の方の姿を見かけることは珍しくなくなりました。ちゅーりーの会社でも外国人の社員と当たり前のように仕事をすることが増えています。
ちゅーりーには昔から夢がありました。それは見知らぬ街を旅したり、外国人と友達になって自分の世界を広げること。昔から気弱で引っ込み思案な性格なのでその夢はかなわないままですが、今でも時々外国の見知らぬ街にいる自分を想像して遠い目をしたりします。

外国の港町でコーヒー飲みながらのんびり海を眺めたり・・

意外とロマンチストなのね・・
ちゅーりーの会社でも英語や中国語などの外国語の学習が推奨されており、オンライン学習サイトの利用料やTOEIC試験の補助があります。新入社員はTOEICの受験が義務になっており、人事の評価シートにも点数が書かれる始末。
それでもちゅーりーはかたくなに英語の学習を避けてきました。
それにはある理由があります。
英語への苦手意識
その理由は英語への苦手意識が強いということ。
もともとちゅーりーは学生の時から英語が大の苦手で、外国の人に英語で話しかけられると頭が真っ白になりもうパニック。それでもどうしても英語をできるようになりたくて、10年ほど前に英会話教室に2年ほど通いましたがあまり効果がなかったのと、試しに受験したTOEIC試験は410点と撃沈。
そもそも文法も単語も全く身についておらず、とてもじゃないが外国に住むなんてレベルではありません。そんなこともあってとにかく英語に苦手意識があり、できることならば関わらないで生きていたいと思っていました。

410点は日常会話も困難なレベルとのこと・・

英語で話しかけられると緊張するね・・
TOEIC600点を目指せ!
でも様々な経験を経てちゅーりーは変わりました。
英語から逃げ続けてもなんとか生きては行けるでしょう。でも、今頑張らなければ一生英語を話すことはできない気がします。迷ったら飛び込む!それが成功の秘訣だとここ数年の経験が強く物語っています。
TOEIC600点台、それは日常的な英会話はできるという一種のボーダーと言われています。
まずはそこを目指すことにします。そういえば10年前はなんとなく英会話教室に通うだけで英語学習・TOEICに向けての特別な学習はしていませんでした。
今回はしっかりと対策を立ててTOEICに挑むことにします。TOEICの学習の中であいまいだった文法をしっかりと見に着け、単語や文章の読解力やリスニング力を高めることで少しは英語でのコミュニケーション力もついてくることを期待して。

初心に帰って1からスタートだ!
TOEIC試験とは
TOEIC (国際コミュニケーション英語能力テスト)とは英語によるコミュニケーション力を客観的に測ることができる世界共通のテストです。TOEIC L&Rテストは聞き取りと読み取りがそれぞれ100問のマークシート式で満点は990点。就活や社会人としても評価される人気のあるテストです。
※問題の構成などは解説サイトがたくさんあるので割愛します。
テストはほぼ毎月行われており受験者が多いこともあって会場も多いのと、インターネット受験なども準備されているようで年1回の資格試験などと違い取り組みやすいと言えるでしょう。
どう攻略するか?
受験を思い立ったのは2024年の7月中旬。
自らを奮い立たせるため10月12日のTOEIC L&Rテストにさっそく申し込みます。ちゅーりーの英語能力は前述の通り日常会話も困難なレベルで文法も単語もひよっこ同然。
まずは焦らずに基礎的な文法と単語力を強化する必要がありそうです。
取り組んだのは以下の本。
基礎からの英語学習 パワーアップ版
こちらの書籍は字も大きくてとにかくわかりやすいです。Day1からDay86と初心者も理解しやすいようレベルに合わせて基礎から説明してくれます。文章例や図も豊富で、過去や未来などの時間表現や修飾子などが非常に理解しやすいです。
ただ、少し真面目過ぎるところがあってずっと読んでいると飽きやすいのと、文法のみだと記憶に残りにくいところもあるので単語学習や問題演習などを織り交ぜながら進めるとといいでしょう。

現在形、現在進行形、過去形、過去進行形、過去完了形・・・・あわわ・・・・

ちょっと休憩しようか・・
出る単特急 銀のフレーズ
こちらは単語力アップのため。同じ著者で金のフレーズという本もあるそうです。単語やフレーズ(複数の単語を組み合わせたもの)を暗記するには最適な本です。ちゅーりーは初心者ですので、本屋で見つけたこちらの銀のフレーズを手に取りました。発音が分かりづらい単語もあるため、無料のスマホアプリで音声が聞けるのはかなりの利点です。
基本的には暗記ですので何度も何度も確認することになりますが、サイズも小さな小説レベルなので持ち運びにも適しています。
はじめてでも600点ごえ! TOEICテスト全パート完全対策 新形式問題
試験対策本としてちゅーりーが手に取ったのはこちら。
TOEICはPart1~4(Lisning)、Part5~7(Reading)と7つのパートにわかれておりそれぞれ特徴も異なります。こちらの本ではそれぞれのパートの取り組み方や攻略法についても解説されています。
基本的にTOEICは問題数が多く時間ギリギリのテストですので、オススメの時間配分などについても書かれているこの本はとても心強く感じました。
朝の5分トレーニングは1か月分あり、音声で各パートの例題やよくでるフレーズなどを聞きながら学習できるので毎朝出勤時に聞いていました。
各パートの特徴を踏まえた対策ができるのですが、欠点としては問題数が少ないこと。ダウンロードではなくCD音源であることが挙げられるでしょう。

Jayさんの音声は発音がきれいで聞き取りやすかったです
模試
前述の通りTOEICは限られた時間で大量の問題をこなす、正攻法ではなくある種攻略が必要なテストと言えます。そのため予行演習である模試は非常に有効と言えるでしょう。
ちゅーりーは下記の至高の模試600問を選択しました。
3回分の模試と詳しい解説が掲載されており、本試験のいい練習になります。
ただしこれは本試験に寄せているので仕方ないのですが、サイズがかなり大きく分厚いことと、学習終盤に購入したこともあり1回分の模試しかやることができませんでした。
解説だけでなく問題が切り離せたら持ち運んでもう少し活用できたかも。CDではなくスマホアプリで問題の音声が聞けるのは利点です。

通して解くのが辛くてちょっとしか進まず・・

やっぱり苦手意識があるのね・・・
学習スケジュール
英文法の本(基礎からの英語学習 パワーアップ版)を一読。だんだんと難しくなるので辛いですが2週間ぐらいで読み切ります。
同時に単語・フレーズ集(出る単特急 銀のフレーズ)の周回を開始し、最初は音声を聞きながら発音を覚えて暗記します。
空き時間で銀のフレーズの回転は継続します。
そして意を決して対策本(はじめてでも600点ごえ! TOEICテスト全パート完全対策 新形式問題)に取り組みます。
最初はわからなくても、繰り返すことで徐々に対策本に記載された内容が理解できるようになってきます。付録の朝の5分トレーニングも毎日1回~3回ぐらいは聞いておきます。何度も聞けばよく出る単語やフレーズが耳に残るようになってきます。
9月末で銀のフレーズは3周、対策本も2周ぐらい。
STEP2の内容は継続しつつも、模試に取り組みます。TOEICは時間配分が大事ですので、試験に慣れていれば慣れているほど有利になります。単語・フレーズ集は前回間違えたものだけを周回するなどアレンジすると時間短縮にもなり、飽きずに回せます。
模試本は重くて持ち運べないのと、問題が多くて解くのに非常に苦労しました。
とにかくリスニングは苦痛で、Part3などは1回分の模試を解くのに数日かかるレベル。
リハーサルという意味では通して解くことができなかったのが残念ですが、終盤になってあまり気分が乗らず英語学習が失速してしまったのが大きな理由です。

模試は少し心残り・・・

過去の試験でもたくさん受けたもんね
勉強時間は3か月で約120時間ほど。10年前の受験時は英会話教室の教材を適当に勉強するのみで、TOEICの対策は全くしていませんでした。
終盤は失速してしまったものの、そこそこ理解できる英文も増えてきたため前回よりは良い点が取れるのではないかと確信していました。
そしてテスト当日
2024年の秋は10月に入っても30℃越えの夏日になったり、急に雨が降って16℃で冷え込んだりとなかなかに安定しない天気で体調も崩しやすい季節となりましたが、幸いにもちゅーりーは風邪をひいたりせずに穏やかに試験当日を迎えることができました。
前日も早めに寝て体調は万全。午前中の試験を選択したので土曜の朝に早起きして試験会場の大崎へ出発です。行政書士試験のように長時間でもなく、情報処理試験のように午後の試験もないので少し気が楽です。

よし、そろそろ行くか・・・

落ち着いてるね・・・(期待できるかな?)
試験の始まり
会場は建物もきれいで大きな会議室に余裕を持たせて机が並んでおり、空調が寒すぎるといったこともなさそう。スピーカーからの声も聞き取りやすく環境としては恵まれていました。
大勢の受験生がいましたがほとんどが10代から20代の若者ばかりで、年配の受験生は数えるほどです。
やはり就活として受ける人が多いのかなと考えました。周りの受験生にちゅーりーはどう映っているのか気になります。
係の女性からスマホの電源を切れとしつこいぐらいのアナウンスがあります。例のごとく筆記用具と相棒のチープカシオを机に置いて、水分補給はほどほどに15分前にはトイレに。始まる直前に忘れていた大粒ラムネをギリギリのタイミングで口に放り込み試験開始!!

さーて、どんな結果になりますやら・・

気取っちゃって・・・
不安なListning(リスニング)試験
Part1は写真問題。写真を見て流れた音声で一番適した項目を選びます。
最後2問ほど聞き取れなかった内容はありましたが、まずまずといったところ。
※Part1~4はListning問題で文章は問題用紙には一切記載されていません。さらに1回しか流れないので集中力と英語の処理能力が重要です。
Part2は短い英語の説明を聞いて選択する問題。Part3~4は一人/複数人の会話を聞いて選択する問題。
異変はPart3から。問題が進むにつれ知らない単語やすぐに意味が思いつかない単語が頻出するようになり、頭の処理能力が追い付かず雲行きが怪しくなってきました。理解できないのでなんとなくでマークすることが続きます。

うう・・・(汗)

頑張って・・・!
Part4に至ってはほとんど当てずっぽうでマークシートを埋めることに。よく言われることですが、頭の中で英語を単語に分解⇒単語を日本語へ翻訳⇒意味が通るように文章を組み立てというステップを繰り返しているといずれは暗記が甘い単語やフレーズが出てきたりしてわからなくなりすぐに処理が追い付かなくなります。これは本当に課題だと思います。
ショックで頭が真っ白になりかけますが、リスニングよりは少し得意なリーディングで取り戻そうと何とか折れそうなところを踏みとどまるちゅーりー。

諦めたらそれで終わり、とにかくやれるだけやらないと・・

・・・・(心配)
絶望のReading(リーディング)試験
続いてPart5~7のリーディング試験です。Part5は語彙や活用形の問題、Part6は短い文章の穴埋め、Part7は長文の穴埋めです。
リーディング試験はとにかく時間との戦いです。
普通に解いたら絶対に最後まで解き終わることはできません。対策本によるとPart5と6は10分ずつとほどほどにし、残りは全部Part7につぎ込んだ方がよいとのこと。
Part5の序盤はそこそこ解答しやすい問題があり時間を意識しながら進めたのですが15分ほど、Part6は難しい問題が多く同じく15分ほどかかりました。この時点でPart7には40分ほどの時間が残っていました。
Part7を解いてみてわかったのがとにかく1問1問に時間がかかるということ。長文として13問、設問として54題もあるにも関わらず1問解くのに余裕で5分以上はかかります。普通に取り組むともちろんタイムオーバーです。
とはいえちゅーりーのレベルでさっと見て回答などできるはずもなく、うんうんうなりながら問題を解いて半分辺りで残り10分。もはやこれまでと観念して適当にマークシートを埋めました。
試験終了のアナウンスがあり解答用紙と問題が回収されます。
(TOEIC試験は問題を持ち帰ることはできません!問題冊子への書き込みも禁止です。注意!)
呆然としながら真っ白に燃え尽きるちゅーりーでした。

全く歯が立たなかった・・・

うーん。。。やっぱり英語は厳しいね。
試験結果
それから2週間と少し経過して、TOEICサイト上で点数が表示されました。
その点数は・・・555点。


600点届かず・・

前回よりもずっといい点数だよ!
前回の410点よりも+145点と大幅に点数アップながら、今回は完敗です!
文法など理解が薄いままわかったつもりになってしまったのと、単語やフレーズの学習もあまりに足りていませんでした。単語や一小節ぐらいであれば何とかついていけるのですが、連続して文章が続くと途端に処理しきれなくなるという弱点が露呈します。
とても悔しいですがまずは苦手な英語に果敢に立ち向かった自分を褒めてあげてから、次の対策を考えたいと思っています。
語学は継続こそ命!何度でもチャレンジします。

くそっ!次こそは600点越えを・・・

継続こそ力なり!コツコツ頑張ろう
GLMOW!
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