また帰る、北の地へ。
~家族と回る思い出の地 2015~
こんにちはちゅーりーです。2007年から2011年まで5年連続で北海道に約1週間のバイクツーリングに行った経験があります。
ただそれも自由な独身時代の話。
現在のちゅーりーは家族もでき日々を忙しく過ごしており、大好きなバイクも手放してから何年も経過してしまいました。遠くに見える海と地平線をバックに、先がかすむほど長いまっすぐな道を元同僚のYとバイクで疾走した日々。もはや夢のかなた。

今でも思い出して切なくなります

海沿いを走るだけで幸せだった日々・・
満員電車と固いアスファルト、薄汚れた都会の空気、毎日毎日疲弊しながら会社へ通う自分に嫌気がさしていたのも確かです。北海道ツーリングから遠ざかって4年経過した2015年、ついにちゅーりーはまた北の大地を目指すことにしました。
夏休みに家族で北海道旅行へ!娘は1歳で不安でしたがちゅーりーの熱意に「そこまで行きたいのなら」と奥さんも渋々了解してくれました。

やったー!イエーイ!
この記事はこんな人にオススメ!!
- 小さな子供を含む家族で北海道を楽しみたい人。
家族で北海道旅行!
旅行ルートはもちろんちゅーりーに任されました。とはいえ1歳児を抱えての旅行となるため男同士の気ままなツーリングとはわけが違います。なるべく走行距離を短く、子供の体への負担が少なめになるようにしなければなりません。
今回が今後も北海道に来れるかどうかを占う大事な旅となります。何とか家族に楽しんでもらい北海道の印象を良くしたいもの。
ルートを決める中年リーマン
まずはどうしても行きたい(家族に見せたい)観光名所を考えます。やはり外せないのは美幌峠からの屈斜路湖の眺めでしょうか。過去何度も通った絶景ポイントです。距離やアクセスも考えて厳選に厳選を重ね、残ったのが下記です。
- 美幌峠からの屈斜路湖
- 阿寒湖とカムイコタン
- ナイタイ高原
- 四季彩の丘
- 青い池
- 釧路と厚岸漁港組合
- 富良野の丘
観光スポットをうまく通るようにルートを組み立てると、女満別空港から北海道に上陸しその後西に向かいながら最後は旭川空港から帰宅するのが一番よさそうです。
(c) OpenStreetMap contributors, CC-BY-SA2015年8月15日 女満別空港~美幌峠~川湯温泉

午前中に羽田空港に向かい一路女満別空港へ。フェリーでは約18時間かかった旅路も飛行機では約1時間、楽ですがなんだか趣はないなと感じました。ついたらレンタカーを運転するのでもちろん飲酒はなし。子供がぐずるのを心配しましたが、空路はぐっすりと寝込んでいて全く問題ありませんでした。
女満別空港でレンタカーを借りて一路美幌峠へ。
天気は晴れて最高です。日差しは少し強いですが気温はそこまで高くなく風も心地よい!!ようやく「北海道に帰ってきた」と感じました。途中バイクツーリングで5年間一緒だったYにLINEで写真を送ります。

すぐにYから驚きの返事が返ってきてニヤッとするちゅーりー。
美幌峠のレストハウスでザンギ(北海道のから揚げ)やうどんを食べます。しばらく見て回った後、1泊目は弟子屈の川湯温泉へ。美幌峠からはそこまでの距離ではありません。
相変わらず小さな温泉街ですが落ち着いていていい雰囲気。夜に浴衣で外に出ると街を流れる川の近くで地元のお祭りをやっていました。なんだかちょっと得した気分。宿泊は忍冬(スイカズラ)、和風で上品な温泉旅館でした。忍冬は花の名前だそうです。
朝も子供を連れて辺りをブラブラ。自然も多いですし温泉地ということもあり川から煙が噴き出していて幻想的。この非日常感がたまりません。


2015年8月16日 川湯温泉~摩周湖~釧路~阿寒湖

次の日は摩周湖に向かいます。霧の摩周湖と言いますが、この日はカンカン照りで暑いぐらいでした。
その後ウニや牡蠣が好きな奥さんの満足度を上げるために漁協や市場で海鮮丼を食べるために釧路へ。ちょっとこれは失敗。そもそもの距離がかなりあって1時間以上かかったのと、14時過ぎに市場はほとんどの店が閉まっていたこと。何とか1軒だけ開いていた寿司屋で昼食をとり、すぐに引き返します。


2日目は奮発して阿寒湖の鶴賀で宿泊。地元では高級旅館として有名です。建物や周囲の雰囲気も部屋もサービスも最高だったことを記憶しています。

2015年8月17日 カムイコタン~ナイタイ高原~帯広~十勝温泉

翌日朝は娘とカムイコタンへ。ちゅーりーは2007年以来のなつかしさでいっぱいでしたが1歳児にはあまり興味がなさそう。その後ナイタイ高原へ向かいましたが、霧が出てしまいほとんど景色が見えない状況。本当に残念です。晴れた時の景色を見せてやりたかった。

その後帯広の六花亭2階にあるカフェで一休み。サクサクパイという賞味期限が数時間のお菓子とコーヒーをいただきます。クッションも六花亭の柄でおしゃれでした。

その日は十勝川温泉へ。メジャーではないですが黒いお湯の変わった温泉(モール温泉)が希少価値を感じます。天気はあいにくの雨模様。


2015年8月18日 十勝川温泉~富良野

次の日は運よく天候も回復して富良野の丘巡り!!はいえ子連れなので寄ったのは1~2か所(ケンとメリーの木)ぐらいです。そのあとは色彩の丘へ。相変わらずグラデーションが素晴らしいです。辺りの景色も相まって本当に素敵な場所でした。小規模な牧場もあり子供も大喜びです。



ホテルはナトゥールバルト。アットホームなホテルでした。富良野はあまり宿泊する場所が多くないので旅行計画を立てる際は注意してください。

2015年8月19日 富良野~青い池~旭川空港

残念ながら北海道旅行も本日が最後。向かったのは青い池。以前立ち寄ったのは5年以上前だと思いますが、道路が整備され、バス停ができ各国の観光客でにぎわっています。アクセスが良くなるのはいいのですが、手つかずの自然の趣はなくなったな・・と少し切なくなるちゅーりーでした。


その後は旭川空港へ。空港で遅い昼食(海鮮丼)をとって帰路につきました。
まとめ

8/15 女満別空港~美幌峠~川湯温泉: 約65km
8/16 川湯温泉~摩周湖~釧路~阿寒湖: 約220km
8/17 カムイコタン~ナイタイ高原~帯広~十勝温泉: 約150km
8/18 十勝川温泉~富良野: 約125km
8/19 富良野~青い池~旭川空港: 約30km
1歳児を抱えての旅行のため、いつものツーリング時の4分の1ほどの走行距離となりました。奥さんはそれでも移動距離が長いとの感想。移動中の景色や空気の移り変わりを楽しめるようでないと、北海道旅行はなかなか厳しいのかも。何とか説得して何とかまた北海道に来たいと思うちゅーりーでした。

また来るよ!待っててね!

夢中になれるものがあるのは素晴らしいと思うよ・・
GLMOW!
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